玉原高原・ブナ平(雪上テント泊) 2017 4/24(月)~25(火)

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群馬県境を歩くシリーズ 第15回(尾瀬ヶ原・見晴~景鶴山~大白沢山~山の鼻~鳩待峠)の予行演習で玉原高原に行ってきました。 主な目的は、久しぶりの雪上テント泊縦走を行う事と、どれくらいの大きさのザックであれば装備全部を収納できるかのチェックでした。

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75Lザックで出かけましたが、ロープその他のガイド装備も持つとなれば、75Lでは無理と判明しました。

後日、90Lのザックを購入いたしました。

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玉原高原・センターハウス~玉原湿原~玉原越(峠)~1265m峰~長沢(1303m峰)~ブナ平~<銅金沢ルート>

~玉原高原・センターハウス

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さて、天候は申し分なく快晴・微風、ただ誰もいなくて、ちょっと寂しい雪上テント泊となりました。

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心配な事は、雪の踏み抜きと冬眠から覚めた熊に会う事。

熊には会いませんでしたが、派手な踏み抜きは一回やってしまい、ザックとピッケルが吹っ飛んでしまいました。

ケガはありませんでしたが、雪山は危険がいっぱいです。

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当初は玉原越(稜線の峠・コル)周辺に泊まろうと考えていましたが、まだ日が高かったのでブナ平まで行きました。

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ブナ平は関東でも有数のブナの原生林のある平坦地で、野球場がいくつも出来そうなだだっ広い所です。

積雪はおおむね1mぐらい、テントを設営してビールタイム。

日差しを浴びていると結構暖かかったですね。

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やる事もなく、焼酎をチビチビ飲みながら7時30分くらいに就寝。



2時30分くらいに寒さで、目覚めてしまいました。

気温は1℃くらい、氷点下ではありませんでしたが、やはり雪(氷)の上に寝るという事は普通ではありませんね。



結局、3時30分にシュラフから這い出てストーブに火を付けました。

朝食を済ませて、日の出とともに下山しました。

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寒さ対策も十分に考えなくてはなりませんね。

備えあれば患いなし、万全の装備で本番に臨みたいと思います。



登山教室 「山旅クラブ」

富澤光弘 <日本山岳ガイド協会 認定 山岳ガイド I >

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