群馬県境 第19回 (内山峠~荒船山~ローソク岩) 2018 4/28(土)
今年初めて行く「群馬県境を歩くシリーズ」は長野県境の<内山峠~荒船山~ローソク岩>の尾根となりました。 荒船山は小学生の時から来ていますが、山頂から星尾峠方面に行くのは生まれて初めてでした。 星尾峠という響きは何とも言えず良い感じですね。
星尾峠の由来は、群馬県側の南牧村にある星尾集落から取ったものと思われます。
峠は切通しになっていて、群馬県下仁田町と長野県佐久市中込を結ぶ街道だったと考えられます。
車がなかった時代は、さぞや大変な峠越えだったんだろうと想像されました。
内山峠 駐車場=(車2台)=荒船不動登山口 駐車場(車1台デポ)=内山峠 駐車場(1070m)(7:10発)~一杯水~艫
岩(ともいわ)(8:50 9:10)~経塚入口~荒船山(経塚山1423m)(9:45 10:05)~経塚入口~星尾峠(10:25 10:35)~御
岳山分岐~P1(11:20)~P2~P3(ローソク岩・大ローソク1380m)~兜岩山分岐~兜岩山(1368m)(11:50 12:20)~ロ
ーソク岩~P2~P1(12:50)~分岐(荒船不動下降点)~荒船不動登山口 駐車場(約1040m)(14:10着)=(車)=内山峠
駐車場
さて内山峠の駐車場は朝からかなり混んできていました。
他県ナンバーがたくさん有り、静岡県や東北からもきておりました。
荒船山は何とも不思議な形の山です。
毎日、家から眺められるのですが、艫岩から経塚山の基部までは真っ平です。
まるで巨大な航空母艦が鎮座しているようです。
また今回初めて分かったのですが、山頂の西側は断崖(垂直な岩場)になっているのですね。
樹木が生い茂っているのですが、結構危ない山頂かもしれません。
スタート直後は鮮やかなトウゴクミツバツツジが迎えてくれましたが、アカヤシオはありませんでした。
しかしながら、星尾峠を越えた尾根あたりからボチボチ表れてきて、ローソク岩周辺や兜岩山の山頂付近には沢山咲いておりました。
やっぱりこの花を見ないと西上州に春が来たとは言えないでしょう。
関西以西ではアケボノツツジと言われて人気のようですが、東西人とも綺麗な物はいいいですよね。
季節は、冬と春の両方が同居している感じでした。
アカヤシオは冬涸れの中で目立つ花ですので、回りに緑・若葉はありません。
しかし標高1200mくらいから下は、芽吹き・新緑の世界で、柔らかな緑に包まれた春でした。
特に素晴らしかったのは、星尾峠からの県境尾根で、群馬県側の沢の源流の緑と遠く立岩から南牧村にかけての風景は秀逸でした。
遠くには、赤岩尾根や両神山も見えました。
兜岩山の南西端にある岩棚からは、八ヶ岳はもちろん北アルプスが全て見えました。
まだ沢山の雪が残っていて、ぱっと見、白い屏風のようでした。
※さて、来月はP3(ローソク岩・大ローソク・1380m)から県道93号線(下仁田臼井線)沿いにある間坂集落までの県境を走破します。
ここは登山道もなく、尾根から沢へと県境もかなり変わった所を通っています。
これぞ県境歩きの醍醐味かと考えています。
興味のある方は、お問い合わせくださいませ。
登山教室 「山旅クラブ」
富澤光弘 <日本山岳ガイド協会 認定 山岳ガイド I >
星尾峠の由来は、群馬県側の南牧村にある星尾集落から取ったものと思われます。
峠は切通しになっていて、群馬県下仁田町と長野県佐久市中込を結ぶ街道だったと考えられます。
車がなかった時代は、さぞや大変な峠越えだったんだろうと想像されました。
内山峠 駐車場=(車2台)=荒船不動登山口 駐車場(車1台デポ)=内山峠 駐車場(1070m)(7:10発)~一杯水~艫
岩(ともいわ)(8:50 9:10)~経塚入口~荒船山(経塚山1423m)(9:45 10:05)~経塚入口~星尾峠(10:25 10:35)~御
岳山分岐~P1(11:20)~P2~P3(ローソク岩・大ローソク1380m)~兜岩山分岐~兜岩山(1368m)(11:50 12:20)~ロ
ーソク岩~P2~P1(12:50)~分岐(荒船不動下降点)~荒船不動登山口 駐車場(約1040m)(14:10着)=(車)=内山峠
駐車場
さて内山峠の駐車場は朝からかなり混んできていました。
他県ナンバーがたくさん有り、静岡県や東北からもきておりました。
荒船山は何とも不思議な形の山です。
毎日、家から眺められるのですが、艫岩から経塚山の基部までは真っ平です。
まるで巨大な航空母艦が鎮座しているようです。
また今回初めて分かったのですが、山頂の西側は断崖(垂直な岩場)になっているのですね。
樹木が生い茂っているのですが、結構危ない山頂かもしれません。
スタート直後は鮮やかなトウゴクミツバツツジが迎えてくれましたが、アカヤシオはありませんでした。
しかしながら、星尾峠を越えた尾根あたりからボチボチ表れてきて、ローソク岩周辺や兜岩山の山頂付近には沢山咲いておりました。
やっぱりこの花を見ないと西上州に春が来たとは言えないでしょう。
関西以西ではアケボノツツジと言われて人気のようですが、東西人とも綺麗な物はいいいですよね。
季節は、冬と春の両方が同居している感じでした。
アカヤシオは冬涸れの中で目立つ花ですので、回りに緑・若葉はありません。
しかし標高1200mくらいから下は、芽吹き・新緑の世界で、柔らかな緑に包まれた春でした。
特に素晴らしかったのは、星尾峠からの県境尾根で、群馬県側の沢の源流の緑と遠く立岩から南牧村にかけての風景は秀逸でした。
遠くには、赤岩尾根や両神山も見えました。
兜岩山の南西端にある岩棚からは、八ヶ岳はもちろん北アルプスが全て見えました。
まだ沢山の雪が残っていて、ぱっと見、白い屏風のようでした。
※さて、来月はP3(ローソク岩・大ローソク・1380m)から県道93号線(下仁田臼井線)沿いにある間坂集落までの県境を走破します。
ここは登山道もなく、尾根から沢へと県境もかなり変わった所を通っています。
これぞ県境歩きの醍醐味かと考えています。
興味のある方は、お問い合わせくださいませ。
登山教室 「山旅クラブ」
富澤光弘 <日本山岳ガイド協会 認定 山岳ガイド I >
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